「ううん、な、なんでもないよっ」
急に恥ずかしくなってあははっと笑ってごまかした時、足のしびれが限界に達してしまった。
ビリビリっとの指からふくらはぎに電気が走る。
「いたたたたたっ……」
顔をしかめたとき、バランスを崩したあたしは朝陽の方へ倒れた。
まるでスローモーションみたいに、あたしは朝陽の体を押し倒した。
「だから言っただろ。無理すんなって」
足が痺れたとばれたことよりも、今の状況の方がよっぽど恥ずかしい。
「ご、ご、ごめんねっ!!」
慌てて離れようとしたものの、未だに足が痺れている。
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