「お前の話はあとで聞いてやるよ。つーか愛音、このまま俺のところにいさせるから。じゃあな」 一方的にそう言って電話を切った御堂君。 「あたし……まだ御堂君と一緒にいていいの……?」 「当たり前だろ。つーか、愛音の浴衣姿これ以上あいつらに見せたくねぇし」 「御堂君……」 その言葉に胸がキュンっと高鳴る。 どうしよう。御堂君への気持ちがどんどん溢れてくる。