「あたしね……御堂君のことが……好きなの」
自然と口から出たその言葉。
『好きです。あたしと付き合ってください』
部屋の中の鏡の中で何十回も練習した。
だけど、そんな練習何の意味もなかった。
だって全然練習した通りにいかなかったから。
今、このタイミングで言うつもりはなかったのに、口から想いが零れ落ちてしまった。
緊張で声も震えるし、ドキドキして心臓が口から出ちゃいそう。
でも、伝えたかった。
御堂君に自分の気持ちを……――。
溢れるこの気持ちが……御堂君にほんの少しだけでも伝わりますように……――。



