金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


目を開けるわけにはいかず、しばらく必死で我慢する。


すぐに離れると思った椿君。


だけど、椿君はあたしの唇を包み込むようにさらに自分の唇を押し付けた。


な、な、なんで……?


頭の中がパニックになる。


客席がザワザワとうるさくなる。


予定通りパッと目を開ける。


すると、ようやく唇が離れて椿君と目が合った。


椿君は何事もなかったかのように爽やかな笑みを浮かべている。