金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


「ご、ごめんね……」


「別に謝る必要はねぇよ。ただ……」


「ただ?」


ジッとあたしの目を見つめていた御堂君。


でも、すぐに反らしてぶっきら棒に言い放った。


「何でもない。つーか、お前は何もしなくていいから黙って俺についてこい。分かったな?」


「う、うん……」


御堂君はそう言うと、再び段ボールを抱えて歩き出す。


あたしは御堂君に言われたとおりに、御堂君の後ろを歩いて教室を目指した。