「御堂君……?今からどこへ行くの?」
あたしの手を掴んだまま歩き続ける御堂君。
御堂君はあたしの問いかけに答えようとはせずに歩き続ける。
いつの間にか開門したのか、廊下には他校の制服を着た来場者が多くみられた。
「わっ、あの男の子カッコよくない?」
「超イケメン!一緒に歩いてる子彼女かな……?」
横を通り過ぎる女の子たちは御堂君の姿を目で追ってきゃっきゃとはしゃぐ。
御堂君って……本当にモテるんだなぁ……。
御堂君のカッコよさを実感する一方でちょっぴり複雑な気持ちになる。
ライバルはこの学校に一体何人いるんだろう……?



