「どうしたらいいって……別に好きなだけ触ればいいだろ」 「……いいの?」 「場所によるけどな」 「場所?」 首を傾げるあたしに御堂君が「何でもない」と笑う。 まだ御堂君の肌に直接自分から触れる勇気はない。 だけど、Yシャツ越しからでも御堂君を感じられて嬉しくなる。 保健室での一件以来、ずっと御堂君を避けてきたけれど今日ようやくまたいつものようにしゃべることができるようになった。