御堂君が好きって言おうとしていた……? 御堂君があたしの言葉の先を待っている。 気持ちを見透かされているような気がして息が止まりそうになる。 「あっ、そうだ……――!!ロッカーにまだ縫い終わってない衣装があったんだった!!」 椅子から立ち上がりロッカーに向かって歩く。 背中に御堂君の視線を感じていたけれどそれを無視して一番下にある自分のロッカーの前で腰を落とす。 「……――おい、逃げんなよ」 背後から低くかすれた声がした。 恐る恐る振り返ると、あたしのすぐ後ろに御堂君が立っていた。