「じゃあ、王子役は琥太郎で」 椿君がサラリと答える。 「ハァ!?」 千恵ちゃんと鈴木君の声が重なる。 「ちょっ、椿君勝手に決めないでよ!」 「そうだそうだ!!つーか、俺って王子キャラじゃなくね?」 「鈴木君!!今そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!?」 反論する二人を顔色一つ変えずに見つめる椿君。 椿君の隣にいた御堂君は「じゃあ、お前らに決まりだな」と勝手に黒板に名前を書いていく。