「み、み、御堂君、湿布ありがとう!!椿君、心配してくれてありがとう!!さようなら」 二人から逃げるように歩き出す。 片言だし、声は震えているし、顔の筋肉がけいれいを起したみたいに引きつっている。 歩こうとしても手と足が一緒に動いてしまう。 「そっちに扉はないよ?」 椿君の言葉にふと我に返る。 動揺したあたしは保健室の扉とは反対の窓側に歩みを進めていた。