心臓が激しく高鳴る。 いつもだったら御堂君と目が合ったらすぐに反らすのに、今日に限って目を反らすことができない。 茶色く澄んだ瞳にあたしが映る。 自然とあたしの頬に触れる御堂君の手に自分の手を重ねた。 大丈夫だよ。 心臓はおかしいくらいに暴れているけど、御堂君のことが怖いわけじゃない。 触れられているのも全然嫌じゃない。 むしろ……すごく心地いい。