「……御堂君……ありがとう」 照れくさくなってお礼を言った時、御堂君とバチッと目が合った。 その途端、心臓がジャンプする。 鼓動が速くなって息が苦しくなる。 胸の中からおかしな感情がこみ上げて喉の奥までせりあがる。 あまりに恥ずかしくなって慌ててうつむくと、御堂君の膝とあたしの膝がぶつかった。 「っ……」 こんなにも彼と近い距離にいると自覚した途端、急に全身が熱くなった。