「お前、この後試合あるだろ?俺、もうないし」
「ハァ~?朝陽ずりーぞ!!」
「久しぶりに動いたら疲れたし、こいつ保健室に連れて行って俺も寝るから。じゃああとよろしくな」
御堂君は鈴木君にそう告げると、あたしの腕を引っ張ってさっさと歩き出す。
「琥太郎、暇ならあたしの応援でもしてなさい」
「カナちゃんの応援~?俺、愛ちゃんの応援の方がいいんだけどー」
「うるさい!!」
振り返ると、カナコが鈴木君の頭を叩いているところだった。
何かあの二人って……本当にお似合いだ……。
クスッと笑いながらあたしは体育館を後にした。



