慌てて振り返るとそこには御堂君の姿があった。 あたしの前までやってくると膝に手をついてハァハァと肩で息をする御堂君。 息を整えて顔をあげた御堂君の顔は怒りに満ちていた。 「……――何やってんだよ!!」 大声で怒鳴られて思わずびくっと体が震える。 「急にいなくなるから、すげぇ心配しただろ!?」 「ご、ご、ごめん……」 喉の奥から絞り出した声で謝ると、目から自然と大粒の涙が溢れだした。