パソコンとファイリングされた紙の資料と、秋の書いた小説を隅々読み漁る。
シゴトを終わらせた社の人間が次々と帰って行って
北村さんに『そんなに根詰めなくてイイから。 畑田さんも帰りな』と言われたが、残業を決め込んだ。
だっていくら読んでも、ワタシが知りたい情報がドコにも書かれていなかったから。
逆におかしい。
桜沢悠斗と秋が友人関係だったとしたら、ブログか何かでなんらかの書き込みがあっても良さそうなのに、何も出て来なかった。
それはやはり、『恋人関係にあった』からなのではないだろうか。
友人関係なら、ひた隠す必要はないはずだ。
こんなにも何も出てこないなんて、不自然だ。



