「あ、コレ。 明日の取材の為に聞いておいて。 桜沢悠斗プロデュースの新人バンドの音源」 そう言って、発売前のサンプルCDをワタシの机に置くと、北村さんは自分のデスクに戻り、違うシゴトをし出した。 ので、イヤフォンをしてそのCDを聞く事に。 前奏で、鳥肌が立った。 ボカロではない桜沢悠斗のバンド音源を聞いたのは、3年ぶりだったから。 曲は最高だった。 歌詞も、桜沢悠斗らしい素敵な文章。 ボーカルの声も良かったし、歌も上手かった。 だけど、桜沢悠斗が歌った方が絶対良い曲だった。