君と僕等を、繋ぐ線。










注意事項を睨みつける様に凝視をしていると








「里中から聞いたよ。 畑田さん、桜沢悠斗の大ファンなんだってね。 詳しいんでしょ?? 明日、頼んだよ。 期待してるから」







注意事項に何の疑問も抱いていないであろう北村さんが、優しく笑いかけた。








「・・・・・・・・・・・・あ、あの『プルルルル』







注意事項について北村さんに相談しようとした時、内線が鳴った。








「ハイ。 芸能部、畑田です」








仕方なく電話に出ると








『芸能部の畑田じゃん。 あ、スポーツ部の里中ですー。 お疲れさまですー』







完全にふざけた里中さんだった。








「・・・・・・・・・・・・何スカ?? 今、明日の取材の打ち合わせで忙しいんですけど」






別に忙しくはないが、里中さんのテンションがウザかった為、早々に切ってやろうとすると








『桜沢悠斗の取材だろ?? 北村から聞いた。 オマエ、桜沢悠斗のファンだから、色々想う所もあるだろうとは思うけどさ、オレは、誰かの迷惑になるようなシゴトの仕方は違うと思う。 オレは、この3年間、オマエにそんなシゴトの仕方は教えてないよな?? ルールは守れ。 以上。』








言うだけ言った里中センパイは、一方的に電話を切りやがった。







『ルールは守れ』注意事項の存在を、里中さんは北村さんに聞いたのだろう。








ファンでなくとも、突っ込んで聞きたいだろう事を『質問するな』と書かれた注意事項。







だけど、でも・・・・・・・・・・・・。