秋は人生最後の日、どんな気持ちでオレのライブを見ていたのだろう。
マネージャーの言う通り、オレの事を好きでいてくれたからだろうか。
秋から逃げたオレを、恨んではいなかっただろうか。
秋は、何で誰にも何の言葉も残さず逝ってしまったのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・本当に、何もないのか??
秋のアパートの部屋は、秋の家族がもう引き払っている。
行ったところで何もない。
・・・・・・・・・・・・・ブログ。
秋は確かブログをやっていた。
パソコンを立ち上げ、秋のHPを検索した。
片っ端から読みふけるも、秋らしい前向きな文章が、最期の日まで綴られているだけだった。
・・・・・・・・・・・・ブログにも何も書かれていない。
何気なくコメント欄をクリックした時
マウスを持つ手が震えた。
一瞬、息が止まった。



