君と僕等を、繋ぐ線。










呆然と立ちすくんでいたオレに、号泣をしていた秋の母親が気付いた。







そして、オレの方にゆっくり歩みを寄せてくる、秋の母親。








「・・・・・・・・・・・・・桜沢悠斗さん・・・・・・・・・ですよね?? 娘から話は聞いていました。 ・・・・・・・・・・・・・こんな形で挨拶をする事になるなんてね。 今まで、娘と仲良くしてくださって、本当にありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・コレ、娘が握り締めていたモノなんですが・・・・・・・・・・・・・ちょっと読み辛いんですけど・・・・・・・・・・・・」








秋の母親が、そっとオレに何かを手渡した。








1つは、前に秋にプレゼントした、秋のサイズも聞かずに買ってしまった、大きすぎて親指にしか合わなかった指輪。







もう1つは、血まみれになって文字が潰れてしまっている、今日のオレのライブチケットの半券だった。



















-------------------秋は、オレのライブを見ていたんだ。