恋もシゴトの順調。 順風満帆だった。 秋もコンスタントにネット小説を発表し、その中の何冊かは本になって書店に並んだりもしていた。 その頃のオレらの夢は 『秋の小説が映像化になった時、オレが音楽を付ける』 というものだった。 秋なら、オレなら、叶えられるものだと思っていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・だけど。