「違う!! 秋さんの文章に、桜沢さんを責めたり恨んだりしている言葉はひとつもなかった。 秋さんは誰の事も恨んでなんかない。 秋さんは、頑張りきったから、疲れきってしまったから、命を絶ったんだってワタシは思います」
畑田が、オレを気遣ってか、俺が傷つかぬ様にキレイ事を吐いては、オレの言葉を否定した。
畑田の優しさは嬉しい。
でも、コイツはオレらとは全く無関係の人間。
そんな人間に・・・・・・・・・・・・
「オマエに何が分かるんだよ!!」
握っていたハンカチを畑田に投げつけた。
「・・・・・・・・・・・・・・分かんないですよ」
畑田が、床に落ちたハンカチを拾い
「・・・・・・・・・・・・・・何にも分かんないですよ!! 分かるわけがないでしょうが!! ワタシは秋さんじゃないんだから!! でもだったら、桜沢さんは秋さんの事全部知ってるんですか!!? 桜沢さんの言っている事だって、憶測にすぎないじゃないですか!! 秋さんの気持ちは、秋さんにしか分からないでしょうが!!」
オレに投げつけ返した。
何故か、悔しそうに涙を浮かべる畑田。



