君と僕等を、繋ぐ線。











「・・・・・・・・・・・・・・桜沢さんが歌わないのは、秋さんの意に反してしるとは思いませんか?? 秋さん、言ってるじゃないですか。 『大好きな人は、ずっと夢の中にいられますように』って。 『大好きな人の夢が、ずっとずっと続きますように』って」








泣き崩れるオレの傍に、『今日まだ使ってないので大丈夫です。 キレイですよ』と畑田がハンカチを置いた。







無理だよ。 それでも歌えない。







だって、オレが秋を・・・・・・・・・・・・。








「・・・・・・・・・・・・・・・自分の活動が好調だったからって、調子に乗ってどうしてあんな夢を秋にまで背負わせてしまったんだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・夢なんか、自分ひとりで見てれば良かったのに。 ・・・・・・・・・・・・・・オレが、秋を追い詰めたんだ。 オレが秋を苦しめて・・・・・・・・・・・死なせた。 秋が生きていてくれるなら、2人の夢なんかどうだって良かったのに」








畑田のハンカチを握り締め、奥歯を噛んだ。