白雪姫と組長様


ギュッと固く目を閉じる。


ドカッ


……あれ?


何もされてない……?


ドカッっと何か物音がして、あの男の人は襲ってこない。


「……ひっ。」


私を襲おうとしていた男の人のか細い悲鳴が聞こえて、恐る恐る目を開けてみる。


「えっ?」


視界に入ったのは、地面で震えている男の人と



もう一人、その男の人を脚で踏んでいる冷たいオーラを持つ男の人だった。