白雪姫と組長様



「お嬢の事に関してなら別だろ。

お前が人間らしい感情を見せるのは、お嬢の前だけだ。

お嬢と居ればお前にだって感情はある。



どっちだと、険しい顔を崩さない秦。



「みーは俺にとって、



唯一無二の大切な存在だ。



決して、失ってはならない。



愛してるに決まってんだろ。」





「その愛してるは




家族愛? それともーーーーー




恋愛?」