なぁ、雅。 お前、気づいてるか? 「お前は雪ちゃんを愛してるんだよ。」 「俺が雪を……?」 雪ちゃんの話をしているお前の顔が、すげぇ優しいんだ。 穏やかで、柔らかい。 「お前は、幸せになって良いんだ。雅」 「あぁ。ありがとな、秦。」 「おうよ。なんてったって、組長様の側近ですからー。」 「様はいらねぇ。」 俺もお嬢も組員も、雪ちゃんとお前が幸せになる事を祈ってる。