んで、俺はそんな乙女になっちゃったバカ女ちゃんに忠告する。
雅を害虫 (女)から守るのが俺の仕事だし?
「雅を好きになってはいけない。」
ま、もう手遅れだったけど。
すごい今更だけど。
…仕事で時間取れなくて言うのが遅くなった。
でもこれを言った時のバカ女ちゃん、泣きそうだったなー。
バカ女ちゃんに言った事は嘘ではない。
俺らみたいな裏の人間に、まず純粋な人間なんて存在しない。
だから、純粋で真っ白なバカ女ちゃんが気に入ったのは事実。
女1人の送り迎えなんて馬鹿馬鹿しいし、いつ何があってバカ女ちゃんが俺たちを裏切るかなんて分からない。
俺も雅も、お嬢以外の人間を信用していない。
これからも信じるつもりはない。
それに、俺たちと一緒に居て困るのはバカ女ちゃんだし?
正直あの子がどうなろうが興味ないんだけどなー。
組長さんが気に入っちゃったから仕方ないよね。
面倒くさいけど!


