白雪姫と組長様


それはある日。


大学から帰って来ると、未衣ちゃんが玄関に居た。


「雪ちゃんおかえりー!」


「…ただいま、未衣ちゃん。」


久しぶりに喋ったけど、何も変わっていない。


可愛くて、笑顔で、フワフワしてて……


未衣ちゃんと居ると、自分が醜い人間に見えてくる。


「誰か待ってるの?」


もしかして雅さんとか?


「雪ちゃんを待ってたのー。」


「私…?」


「全然話せなかったからね?
今日はたくさんお話したいなーと思って」


良い?と首をかしげる未衣ちゃん。


可愛いなぁ……




「やったぁ!雪ちゃんのお部屋行っても良い?
一回も入った事なかったから、気になってたの!」



そんなこんなで、未衣ちゃんと肩を並べて歩き私の部屋に行く。