「…もしかして、バカ女さんですか?」
「え…あ、はい……」
急に話しかけられて驚きながらも答えると、
「「バカ女さんこんにちわ!」」
たくさんの組員さんが挨拶をしてくれた。
「ひっ…こ、こ、こんにちわ……」
こ、怖かったぁ〜
迫力が……
「はいはい。雪ちゃんが怖がってるからやめたやめた。
じゃ、雪ちゃん次行くよー。」
「あ、はい……」
手をパンパンと叩いて、くるりと回り部屋から出る。
「し、失礼しました……」
出るときに頭は下げといた。
「次は、洗面所ね。
風呂は大浴場なんだけど、雪ちゃんもいつでも入って良いからね。」
そう言って案内されたのは、居間からさらに奥に進んだ所にある「風呂場」と書かれたプレートが下がっている所。
ここは迷わないで行けそうだ。


