白雪姫と組長様


驚いている私を他所に足を進める秦さん。


「んで、ここが居間。
基本的にリビングと同じで、組員が寛ぐ場所ね。」


「あ、はい……」


居間、と言われたのは客室ゾーンからさらに奥に歩いた一際でかいドアの所。


客室は扉だったけど、居間は襖になっていて秦さんが開ける。


「あっ!秦さんこんにちわ!」

「麻雀一緒にどうです?」


何十畳もある畳の部屋にはテーブルとTVとお菓子だったり色々あった。


普通の家庭のリビングとあまり変わらない。


一つ違うと言えば、リビングに居る人数が桁違いって事だけ。


10人以上の厳つい組員さんが居る。



しかも一斉にこっち向いたから視線が痛い。