車のある外に出て、玄関に立ってるお父さんとお母さんの前に行く。
「え…と。行ってきます?」
いざとなると、こういう時何て言えばいいか分からない。
「行ってらっしゃい。
次は雅さんを彼氏として連れてきてね?」
え…ちょ…お母さん!何言ってるの!
しかも絶対に雅さんに聞こえてるから!
「雪に会えなくなるなんてお父さん寂しいぞっ。
ちゃんと元気にしてな?風邪引くなよ?体調が悪くなったらすぐに雅くんに言え。
いいな?絶対だぞ?」
やっぱり親バカで心配性なのがお父さん。
「わかった!
……じゃあね!」
今日一番の笑顔で2人とお別れし、雅さんと秦さんの乗っている車に私も乗る。
車に乗ると、
「雪ちゃん、もういいの?」
「あ、はい。もう大丈夫です。」
秦さんが不思議そうに聞いてきた。
……早かったかな?


