白雪姫と組長様


「私が!?」


「そうだ。お前が。
巻き込んですまない。
完全に俺たちの不注意だ。」


「ごめんね雪ちゃん。
もうちょっと話あるから、取り敢えず座って?」


「あ、はい……」


驚き過ぎて思わず立ってしまった。


「お前は俺の彼女として情報が回り、狙われている。
だから俺たちは責任を取らなければならない。」


「そんな!責任なんて良いです!
元はと言えば私が絡まれてたのが悪いんですし……」


「良くない。
本来堅気であるお前を組の事情に巻き込んではいけないんだ。
俺たちの所為で狙われているお前を、ほとぼりが冷めるまで護る。
いいな。」



「護るってどうやって……」


今こうして喋っているだけでも、雅さんの新しい表情が見れて更に好きになってる私。


って不謹慎かな?