「ちょ、雪! あんたの知り合い?」 「雅さんの運転手さん」 って表現で合ってるかな? 「あ!雪ちゃん来た来たー。」 「大学までどうしたんですか!?」 笑顔で手を振りながら私に近づく秦さん。 …たくさんの女の子に睨まれてます。 怖いです。 縮こまってる間に秦さんは私の目の前に来ていて。 「遅いから帰っちゃったかと思った。」