白雪姫と組長様


「バカ女、答え聞かせろ」


…所詮私は、バカ女止まりだよね。


大切な人が居るなら諦めなくちゃいけないよね。


でも、好きな人の役に立ちたいって思うくらい良いよね?


「私が高校生の時は、化粧用品が欲しかったです。
高校に入ると周りは皆オシャレだからついていかないといけなかったし……」


化粧用品って何気に高いから、バイトしてお金貯めて……って頑張ってた。


友達に置いていかれないように必死だったなぁー。



「……そうか。他には?」