白雪姫と組長様


しかし、不幸は突然にして訪れる。


プルルルル


それは一本の電話から始まった。


「はい。」


みーが5歳になって1週間が過ぎた日の事だった。


ー「もしもし!篠原雅さんですか?」


「そうですけど」


ー「◯◯総合病院の救急です!」


ドクン

嫌な予感がした。


ー「篠原圭さんと篠原未姫さんが事故で運ばれました!
すぐにこちらに来て下さい!」


「すぐ行きますっ」


今日、圭と未姫は久しぶりのオフを使ってみーに誕生日プレゼントを買いに行っていた。


そして明日は、初めて家族で出かける予定だったらしくみーはとても喜んでいたんだ。


車をかっ飛ばして病院に行く。


「篠原圭と未姫は!?」


普段冷静で感情を表に出さない俺は、久しぶりに焦っていた。


「2階の手術室です。」


すごく嫌な予感がした。