「その雅っていう男が今日一緒に来たら、苗字はともかく連絡先聞いときなさい。」
「わかった」
「それで私の名前出して、親友が私の事でお礼をしたいらしくて
って言ってお茶する約束してきなさい。」
「えっ?奈美、雅さんに会うの?」
「文句ある?一応雪を二度も助けてくれてバイトの向かえを無償でやってくれる男なんてそうそう居ないわよ。」
「そうなんだ」
「それに、話しだけ聞いてても実際会ってこの目で確かめないと不安でしょ。
雪を安心して頼めるかチェックしないと」
「わ、わかった!今日頼んでみるね」
奈美、そこまで考えてたなんて……
ありがとう。