ドクンドクン

と心臓がはねる。



…あぁ。あたしは本当にアイツを好きになっちゃったんだ。



そう自覚すると同時に


心臓がまた深く波打った。




あたしはただ


アイツにこの音が

聞こえないようにするのでせいいっぱいだった。