【完】蒼色ネクタイ-好きになってごめんなさい-








なんで…?



「ユキ先輩〜!お久しぶりですねっ!」



しーちゃんがアイツに最上級の笑みを向ける。


いつもどおりの光景。





なのに…


心がナイフに突き刺されたように痛い。

そのまま黒い感情がぐるぐると渦巻く。






何…何なの、コレ…


こんなの、おかしい。



もしかして、あたし…








ううん。そんなハズないよ。


ありえない。


だって…



こんなの…