糖度高めのきみへ




「しー。帰るぞ。」


「ねぇ、ハル。」


「なんだよ。」


「ハルは私のこと“汐里”って読んでくれないの?」


「……っ!なに言ってんだバカ!帰るぞ、汐里。」





苦いひとときも

甘いひとときも

ずっとずっと一緒に味わってきた




大好きなのきみと
素直になれないあたしの


甘くて苦い物語。





―さぁ、恋を始めよう。







⊿ to be continue


⇒『幼なじみと嘘つきレンアイ』