「綺羅…。」 あたしの名前を呼んで見つめる柚くんの瞳に吸い込まれそうになっていると 左手にひやりとした感触がした。 左手の薬指。 そこには蒼くて綺麗な星が光っていた。 「柚くん…。」 「綺羅。もう離さねぇ。俺と結婚しろ。」 「………っ!はいっ。」 いっぱいすれ違って やっとやっと繋がった想い。 あたしの蒼い鳥は いつもそばにいてくれたんだ。 あたしたちを繋げたのは 一本の蒼色ネクタイ。 あたしはこの想いを もう手放さない。 ずっとずっと 永遠に- -蒼色ネクタイ fin*。