【完】蒼色ネクタイ-好きになってごめんなさい-







「いた…。」




でも、あたしが見つける柚くんは


いつもリカさんと一緒にいて






「………っ!」



もうあたしは隣に並べないんだって


痛いくらいに思い知らされた。








「返してよ……。」



その言葉は思ったよりも素直に溢れ落ちた。




「あたしの柚くんを返してよ…っ!」




子供っぽいなんてわかってる。



もう、遅いなんて。




でもあたしは溢れ落ちる涙をとめることはできなかった。