地味子は元姫~現姫の企み

何時までもどいてくれない蒼龍の間をすり抜けて、屋上の出入り口でもう一度振り返る。



優菜「もう二度と私にしゃべりかけんな!」
ギィーー…パタン


そう、偽って屋上をでたものの、次の瞬間涙が溢れて、
でもこんなの誰にも見られたくなくてうつ向いて走った。