私と彼女と彼等


......

ピピピピピ

「38度6分......。」

雅、こんなに熱あったんだ......。

「たけーな。」

雅を背負って走ったのにもう息が整っている柊。

流石、サッカー部のエース。 

「ぅ、ぅーん。あれ、ち、さき?」

そんなことを思っていると雅の意識が戻った。

「雅!?大丈夫!?......ごめんね。気付かなくて。」

辛そうな雅を見ていると尚更気付かなかった自分が嫌になる。



「......んな顔すんなよ、大丈夫だって。」

とか言ってるけど辛そうだよ......。

「......ん。取り敢えず着替えた方がいいよ。私、なんか作ってくるから。柊、着替えさせてあげて?」

「お「着替え位自分でできるっつーの。」

柊の声を遮ってこたえる雅。

「そっか。雅、食べたいものある?」

「んー。じゃ......」

......