「啓、稚咲なら屋上。」


今日も稚咲と昼別だったな......どこいんだろ。


そう思ってうろついていると、美咲に声をかけられた。


屋上か。


「分かった。みさちゃん、さんきゅー。」


屋上に向かって走る。