「知り合いなんですよ、Aqua gardenの結城良樹さん。」 「知り合いなんですか?」 「若いときに……ね。」 東海林さんは、廊下の奥を見ながら言った。 まるで若いときの彼が向こう側にいるような、そんな気がして。 〈綾瀬目線おわり〉