「うるさいなぁ、直昭は。お母さんか?」



「......。」




直昭さんはじろっとお姉さんを見たあと、これ見よがしにノンアルコールビールを飲んだ。




「ふーんだ。」





結希さんははそっぽ向いて全く反省してなさそうに言った。