まるで昨日のことがすっぽ抜けた様な、感じだった。 「……。蓮花?」 「あ、その……昨日のこと……」 「あぁ、蓮花のお母さんの桜さん事。 お礼を忘れてたな。辛かったこと思い出させて ごめん。教えてくれて、有難う。」 「直昭さん。」 「………」