「もしかしたら会うんじゃねぇ。 花屋だったらさ、ファンクラブから花束とかスタンド花とかあるじゃん。」 「かもな。」 「隠してんの、オレらがしてる仕事?」 「言ってない。まだ知り合ったばっかだし、」 達はふーんと言った。 「ま、お前が好きにすればいんじゃん? マジならマジで、遊びなら遊びで。」 ………遊びなら遊び。 「知り合いだよ、まだ。」 まだ。 まだ、知らなくていい。 俺の隠し事。 〈綾瀬目線おわり。〉