れんげと呼ばれた事を聞かれていたのが 恥ずかしかったのか、少し照れながら藤ノ宮さんは 店内に戻っていった。 れんげか。 仕事場で呼ばれている彼女の名前に、新鮮さを 感じながらiPadにいれた音楽を聞こうと イヤホンを耳に挟んだ。 ***