そして、事件発生です。


もう、絞め殺してしまいそうです。


それはなぜかと言うと…



「廉乃くんっ。お風呂入ったならちゃんと髪の毛乾かさないと!」


「お姉ちゃんに乾かして欲しいなぁー。」


なんて、ベッドに座ってる私の前にちょこんと座り振り返りながら見上げる廉乃くんは…天使です(*´ェ`*)


「はいはい。」←冷たくしてるけど内心デレデレ。ww



まだ、ここまでは大丈夫でした。


しかし、ここからです!

事件はっ!



「望愛…僕眠い…でも、一人で寝るの怖いよぉ…一緒に寝て?お姉ちゃん。」


目を擦りながら、トロンとした目で上目遣いをし、首を傾げ、空いてる手で私の袖の裾をキュッと握る。


…もう、私がキュン死しそうです。


「うん。


いいよ。おいで。」


そう言って一緒の布団に入って…


「電気消すよ?」


「うん。」

ーカチャッー

っと、電気を消して


「おやすみ、廉乃くん。」

と、頭を撫でると。


「おやすみ、望愛。」


そう言って…



ーチュッー


…え?


今何された?


オデコに柔らかい感覚…。



今廉乃くん何した?


「ねぇ、今の何?」


「え?


おやすみの挨拶。


いつもママ僕にしてくれるから僕も望愛にしてあげたの。」





普通に言うけど、そんなファーストキスもまだな私からすると刺激が強すぎて、顔が熱い…

電気消してて良かったァー。



なんて、思いながら内心ドキドキがハンパないお泊り会でした。