過去の事いつ思い出しても嫌な思いでだ

思い返してもよく分かんねぇーよ


「れん!どうだ?なんか思い出したか?」

「何言いてぇーのかよく分からねぇー」


広斗は少し黙りこみ、少しうち向いたまま口を開いた
 

「皆、お前に頼らねぇーように最後の試合は全員が頑張った、それぞれにな」


俺はもう広斗との話に飽き飽きしていた
それなのにあいつは話を続ける


「お前はあの試合何を考えてた?」


あの試合?最後の試合の事か?


「あの試合は…やってる最中で負けること感づいたよ」 


広斗はため息をして言った


「だろうなって思ってたよ」


何かおかしい事を言ったかを考えながら俺は話を続けた


「あの試合は、俺達は勝てなかった、
負けるしかなかったんだよ!
実力も足りねぇー結果は負けって最初から決まってたんだよ!」

「ほんとにそう思うか?」

「あ〜」

「れん!よく聞けよ?お前以外の皆は誰一人として諦めてなかったんだよ!」


それはただ馬鹿なだけなんじゃねぇーの?

あの試合は勝てないものだった

相手はすごい強い
実力の違いってやつだな

でも広斗なら気づいてたはず


「広斗!あの試合勝てたと思うのか?」

「いや、正直可能性は低かったと思う、それでも、負ける気はなかった!」

「は?何が言いてぇのかよくわかんねぇー」

「きっと勝てないと思う、そんなことあの場にいた誰もがわかってた、それでも勝ってやる!その気持ちであいつらはあそこに立ってた、簡単に負けてたまるもんかってな!あいつら皆俺らとサッカーしたかったんじゃねぇーのかな?だから諦めなかったんだ、ずっともがいて足掻いてたんじゃないか?お前にはそんな仲間の姿が見えなかったのか?」

「俺だって負けたくなかった
でもどう頑張っても結論負けてたんだよ!しかも皆きっと俺とはサッカーしたくなかったんだよー俺のこと嫌ってたんだよあいつらは!」

「何でそう思うんだよ!」


広斗は俺の胸ぐらを掴みそう言った

屋上には広斗の怒鳴り声が響く


「アイツらはお前の分も頑張ってたよ負けること知ってても負けたあと何でアイツらが何も言わなかったのかお前にその気持ちが分かるか?言えなかったんだよ!お前の空っぽになったあの姿を見たら一言も掛けらんなかったんだよ!」

「は?どうゆう事だよ!」